ピコレーザー

ピコレーザーとは

ピコレーザーとは、従来のナノレーザーよりも短い照射時間(パルス幅)でレーザー照射する治療です。三軒茶屋駅周辺では当院のみ所有しています。約1兆分の1秒でレーザー照射して、シミやそばかす、肝斑のメラニンをより細かく、正常な皮膚へのダメージを減らしながら除去できます。痛みも従来より軽減されています。旧式レーザーよりも肌への負担を減らしながらメラニン色素を除去し、肌のハリを取り戻します。

 

ピコスポット・・・・・境い目がはっきりしたしみに高出力で一気にメラニンを破壊する。効果が最も高いですが約2週間テープ保護が必要となります。

ピコトーニング・・・弱い出力で顔全体に照射。月に1回のペースでゆっくりメラニンを落とす、肝斑、毛穴にも効果あり。

ピコフラクショナル・皮膚に無数の穴をあけ、コラーゲンを再生させる、皮膚の凹凸・凹んでしまったにきび痕や毛穴の開きに効果あり

 

  

左(施術前)、2番目(レーザー照射後テープ保護し2週間後)、3番目(施術3か月後)

当院での1例です。老人性色素斑に対するピコスポットレーザー。施術後はテープ保護が必要になります。

金額(税込) 麻酔クリーム代含む¥110,000

効果には個人差があります。リスク・副作用:紅斑、内出血、水疱、疼痛、色素沈着、色素脱失、掻痒

 

左(施術前)、2番目(施術直後)、3番目(テープ保護し2週間後)

当院での1例です。老人性色素斑に対するピコスポットレーザー。施術後はテープ保護が約2週間必要になります。

金額(税込)初診料¥3300+ピコスポットレーザー5mmにつき¥5500を30mm近くあるため6個分(¥33000)=¥36300

効果には個人差があります。施行後、痛みや赤み、水疱、色素増強、色素脱失のリスクがあります。

ピコレーザーは旧式レーザーより痛みが軽減されてますので範囲が小さい方は無麻酔で施術可能です。

ピコスポット治療では、より満足な仕上がりのために写真のテープを原則として施術後から約2週間貼りっぱなしで生活していただいてますので、スケジュールを考慮してご来院ください。トーニング治療にはテープは必要ありません。

 

左(施術前)、右(施術後テープ保護し2週間後。残りのかさぶたはこの後とれていき、1か月すると色合いがなじんでいきます)

当院での1例です。老人性色素斑に対するピコスポットレーザー。施術後はテープ保護が約2週間必要になります。

金額(税込)初診料¥3300+ピコスポットレーザー5mmにつき¥5500を15mm近くあるため3個分(¥16500)=¥19800

効果には個人差があります。施行後、痛みや赤み、水疱、色素増強、色素脱失のリスクがあります。

ピコレーザーは旧式レーザーより痛みが軽減されてますので範囲が小さい方は無麻酔で施術可能です。

 

左(施術前)、右(施術後テープ保護し2週間後)

当院での1例です。老人性色素斑に対するピコスポットレーザー。施術後はテープ保護が約2週間必要になります。

金額(税込)初診料¥3300+ピコスポットレーザー5mmにつき¥5500を15mm近くあるため3個分(¥16500)=¥19800

左手の甲:左(施術前)、中央(施術直後)、右(1か月後) 手の関節部位にほくろがあり、同一の患者さんです。

効果には個人差があります。施行後、痛みや赤み、水疱、色素増強、色素脱失のリスクがあります。

金額(税込)初診料¥3300+ピコスポットレーザー5mmにつき¥5500を10mm近くあるため3個分(¥11000)=¥14300

 

ピコ秒レーザーと
ナノ秒レーザーとの違い

非常に短いレーザー照射時間

従来のQスイッチレーザー治療(ナノ秒レーザー)よりもさらに短い照射時間が可能な医療レーザー機器です。痛みが格段に減っており、従来は麻酔クリームを塗らないとほぼ施術不可能でしたが、ピコレーザーでは輪ゴムではじくような痛みはあるものの、広範囲でなければ麻酔なしで行えることがほとんどです。正常な皮膚へのダメージをおさえたダウンタイムの少ないレーザーです。

10年以上前の古い型のナノレーザーを使っているクリニックもいまだ多いです。i phone などと一緒でレーザーも日々進化しています。メラニンを破壊する性能が上がっており、メラニン自体を細かく砕くことができるので、よりメラニンが抜けるまでの時間も短くなっています。正常な皮膚へのダメージが軽減されており、術後の赤みや色素沈着もでにくくなっています。

メラニン色素を細かく粉砕

照射時間が短いにも関わらずエネルギーを強く出力できるため、メラニン色素をさらに細かく粉砕できます。

ピコシュアの特徴

美肌治療に特化した医療機器

ピコレーザー治療器は、本来は刺青(タトゥー)を除去するために開発されています。当院で使用しているピコレーザー「ピコシュア」は、世界初のピコレーザーであり、最も古くから実績と信頼を勝ち取ってきた自信を持って勧められる一台です。日本人の肌質に最適な設定が可能で、シミやそばかすを除去する美肌治療に特化しています。
ピコレーザーは2023年現在5種類ありますが、755nmのピコレーザーはピコシュア唯一であり、他の波長と比べても肌に負担が少ない・ダウンタイムが少ない、リスクが少ないながらもしっかりとしみの色素を狙い落すことができる機器です。しかし、機械の起動に20-30分かかることやランニングコストが高いことなどから採用しているクリニックは多くありません。
ピコシュアは、厚生労働省及びアメリカFDAより認可が降りた安全かつ信頼性のある治療器です。

ピコレーザーの施術効果とは

  • シミ・そばかす・肝斑を除去
  • くすみや色素沈着が改善
  • 目立った毛穴を改善
  • ハリや弾力の向上
  • 肌質改善効果・美肌効果

ピコレーザーの照射方法

ピコレーザーの照射方法には、3種類あります。

ピコスポット シミ・そばかす メラニン色素の除去
ピコトーニング くすみ・肝斑・薄ジミ メラニン色素の除去 肌質改善効果
ピコフラクショナル 肌のツヤ・ハリ 肌質改善効果

※当院では、シミの症状や肌質、患者様のご要望に応じて最適な照射方法をご提案しております。
トーニングとフラクショナルは、同日にエレクトロポレーションとあわせて治療することで相乗効果を生み、より高い治療効果が期待できます。

ピコスポットの詳細

シミやそばかすをピンポイントで
除去

ピコスポットはピコトーニングやフォトフェイシャルよりも高出力のため高い効果を期待できますが、周囲の皮膚になじむまでは早い方で1週間程度、長い方だと3か月程度かかりますので施術のタイミングは十分ご検討ください。

このような方にお勧めです

  • シミやそばかすを除去したい
  • 従来のレーザー治療では難しかった薄いシミを綺麗にしたい方
  • より効果の高いシミ治療をしたい方

ピコスポットのメリット

光治療よりも少ない回数でシミを除去できる

より少ない回数でシミを除去でき、高い治療効果が実感できます。

薄いシミにも治療効果が得られる

高出力のレーザー照射によってメラニン色素を粉砕します。このため、薄いシミに対しても反応し、治療効果を得られます。

色素沈着のリスクが少ない

熱ダメージが少ないため、照射後の色素沈着を起こすリスクが少なくなっています。
出力エネルギーの調整を肌質、治療歴にあわせて微調整します。

治療経過

ピコスポット照射直後は、患部周囲に赤みがほぼ100%出ます。
照射してから3~7日経過する頃に、かさぶた(マイクロクラスト)ができます。このかさぶたも1~2週間程で消失します。

イベントの前や、レジャーなど日焼けをする予定の前は施術を避けてください。

かさぶたが取れた後、赤白く周囲の色調よりも抜けた感じが2週間程度続きます。施術約1-2か月後にようやく周囲の皮膚になじんでいきます。

シミの種類・濃さによって治療を複数回行う場合があります。

濃いシミは3か月、肌を休ませた後にもう1回以上当てます。この場合、料金はレーザーの施術代金はいただきません。

ADM(後天性真皮メラノーシス;紫シミ)は深い場所にメラニンがあるため3か月おきに3回以上当てます。

施術後、テープ保護がなくても満足な結果がでているケースがほとんどですが、かさぶたを自身で早めに剥がしてしまい色素沈着となるケースがあるため、当院では2023年11月より原則として施術後は約10日から2週間テープ保護をしまして、次回来院時にテープを当院で医師が剥がすこととしております。

ピコトーニングの詳細

くすみ・肝斑・薄ジミを徐々に
改善

低出力レーザーを回数を重ねて照射することで、メラニン色素を少しずつ排出します。
くすみや肝斑、薄ジミなどを改善し、お肌のツヤやハリを与えて美肌効果が得られます。

このような方にお勧めです

  • くすみが気になる方
  • 肌をトーンアップしたい方
  • 肌のツヤやハリを出したい方
  • 肌に透明感を出したい方
  • 色素沈着を改善したい方
  • ダウンタイムを取れない方
  • 色白な肌を手に入れたい方

ピコトーニングのメリット

お顔全体に自然な透明感が出る

部分的ではなくお顔全体に照射するため、お顔全体に明るい透明感を与えます。
ごく薄いシミに対しても反応して、次第に目立たなくなってトーンアップが期待できます。

肝斑も改善できる

肝斑に対して高出力レーザーを照射するとかえって悪化してしまいますが、ピコトーニングは低出力レーザーなので刺激が少なく、ゆっくりとメラニン色素を減らします。ただし、肝斑の治療には内服薬を併用します。

定期的なピコトーニングで美肌をキープできる

シミやくすみをなくして美肌をキープするには、メラニン色素を蓄積させないことが大切です。
定期的にピコトーニングをすることで美肌を維持できます。

ピコフラクショナルの詳細

肌のツヤ・ハリ・キメを改善

マイルドな出力レーザーを照射することで、キメのある美肌に導きます。

このような方にお勧めです

  • 肌のツヤやハリを取り戻したい方
  • 毛穴が開いてきた方
  • 肌を若返らせたい方
  • 瘡蓋が出来ないシミ治療をしたい方

ピコフラクショナルのメリット

ナノフラクショナルレーザーやCO2フラクショナルレーザー、ダーマペンより痛くない

施術後の数日間は赤みやひりつきが生じますが、他機器よりダウンタイムは少なくなっております。
急激に効果が得られるわけではありませんが、穏やかに美肌効果や肌の若返りが得られる治療です。

肌を再構築してシミができにくい肌に

肌のリモデリング(再構築)によって、シミができにくい肌にします。
さらに、ピコスポットやピコトーニングと組み合わせることでシミを除去して美白治療に効果が期待できます。

料金は「料金表」のページからご覧ください

ピコレーザーの施術時間

ピコスポット スポット照射 約5-10分
   
ピコトーニング 顔全体 約30分
顔全体+首 約45分
両頬・鼻 約20分
約15分
美肌ピコフラクショナル 顔全体 約30分
顔全体+首 約45分
両頬・鼻 約20分
約15分

※麻酔で+30分、洗顔やお直し,クーリングで+10~20分程度時間を要します。

ピコレーザー施術の流れ

Step.1診察・カウンセリング

皮膚科専門医の院長による診察・カウンセリングを行います。日光黒子(老人性色素斑)、肝斑、ADM、雀卵斑、太田母斑などの有無を確認します。太田母斑については保険適応で治療を行います。お肌の状態や症状を確認した後に最適な施術内容をご提案します。肌の弱い方はより低出力から照射し反応具合を判断して出力調整をします。分厚いしみに対してはまず、デルマトロンによる焼灼治療を行います。

Step.2洗顔

クレンジングや洗顔料、ヘアクリップ、フェイスタオルをご用意しております。

Step.3施術

承諾書にご記入いただいた後、施術します。レーザーの光からの目の保護のためにゴーグルを装着します。
また、治療経過を確認できるようにカルテ用写真を撮らせて頂きます。

Step.4ピコレーザー照射

ピコレーザーを照射します。輪ゴムではじくような痛みがあります。

広範囲のピコスポットの施術を受ける方や痛みが苦手な方は麻酔クリーム(別途税込3300円)を事前にぬり、効くまで30分以上院内でお待ちいただきます。

Step.5レーザー照射部分に外用薬を塗って、約5-10分間クーリングします。

Step.6スキンケア・メイク

施術後、スキンケアとUVケアを行い、院内処方コスメをして頂きます。
翌日からメイクをして頂いて問題ありません。ピコトーニングは施術後からメイクできます。

Step.7術後のご自宅ケア

当院で処方された内服薬・外用薬で術後のケアを行います。保湿と紫外線対策を徹底して行う必要があります。

ピコレーザーのよくあるご質問

施術中の痛みはありますか?

【ピコレーザー】
 パチッとはじかれるような痛みを感じることがあります。痛みには個人差があります。
【ピコトーニング/美肌ピコフラクショナル】
油が跳ねるような痛みがパチパチと続きます。

ピコレーザーによるシミ治療のメリットとは?

より少ない回数でシミが綺麗に除去できる、従来のレーザーでは難しかった薄いシミにも反応して綺麗にできる、色素沈着のリスクがないなど多くのメリットがあります。

1度で広範囲の照射は可能ですか?

広範囲のシミやそばかすに照射は可能ですが、ダウンタイムも長くなりますので施術時期には注意が必要です。20個以上ある方は取り放題プランがお勧めです。

何回のピコスポット照射でシミが消えますか?

一般的なシミ除去治療でしたら、最短1回程で効果を得られますが、濃いシミには仕上げも含めて3か月ごとに2-3回当てることがあります。ADMはメラニンが深い位置にあるので3回以上かかります。

施術後、入浴やシャワーは浴びることはできますか?

施術当日からシャワーを浴びて頂けます。ただし、赤みが見られる場合は入浴を控えてください。また、施術当日は運動や飲酒、サウナを行わないでください。

全てのシミや肝斑を除去できますか?

シミや肝斑の症状や性質、肌質によっては、ピコレーザー以外の治療法をご提示することがあります。医師による診察時に、患者様に最適な治療方法をご提案しています、気になることがありましたら、どうぞお気軽に医師にご相談ください。

照射後の注意点はありますか?

ピコレーザーを照射した患部は、しばらくはその他のレーザー照射や脱毛治療などはお避けください。保湿ケアとUVケアは徹底して行ってください。また、内服薬や外用薬を処方された場合は、必ず医師の指示に従って使用してください。

ピコレーザーの施術概要

所要時間 【ピコスポット】
ピコスポット照射:約5-10分

【ピコトーニング・美肌ピコフラクショナル】
顔全体:約30分
※別途、診察やご説明、麻酔、冷却などのお時間を要します。
治療間隔 【ピコスポット】
3カ月に1回、回数を重ねて治療します。
【ピコトーニング】
4週間に1回、5回1クール

【美肌ピコフラクショナル】
4週間に1回、5~6回1クール
※推奨ペースには個人差があります。
痛み 【ピコスポット】
パチッと弾かれるような痛み
【ピコトーニング・美肌ピコフラクショナル】
油が跳ねるようなパチパチと連続した痛み
※痛みは照射範囲などによって個人差があります。
術後ケア
メイク
【ピコスポット】
施術後のスキンケアはできます。メイクは翌日からできます。照射部位は茶色のテープ保護をします。
【ピコトーニング・美肌ピコフラクショナル】
施術直後からメイクできます。
術後の経過 【ピコスポット】
施術後に引きつりや発赤が起こります。3~7日後には薄い瘡蓋ができ、1~2週間経過する頃には剥がれ落ちます。
【ピコトーニング】
照射後に赤みが現れることがあります。
【美肌ピコフラクショナル】
出力の強さによって点状出血や赤みが現れることがあります。
副作用・リスク 色素沈着ややけどを防ぐためにも、日焼け止めを徹底して行います。
少なくとも3カ月は日焼け止めクリーム(SPF50+、PA+++以上)を使用して紫外線に注意してください。
施術後の洗顔やスキンケアは優しく行ってください。
禁忌
(施術を受けられない方)
・妊娠中の方、または妊娠の可能性のある方
・日焼けをしている方、日焼けの予定がある方
・ニキビ治療薬を使用している方
・ビタミンA誘導体を用いた治療を行っている方
・プロテーゼ・金属を挿入している方(治療終了後6カ月未満)

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診療時間
9:30~13:00
15:00~18:30

休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
受付時間 9:20-12:45/14:50-18:15
予約なしの方の受付は18時前、土曜は12時前に締め切ることがあります。
ご了承ください。

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