パッチテスト

パッチテストとは

パッチテストとは

アレルゲンとなる何らかの物質に触れることで皮膚にアレルギー症状が起こる状態を、アレルギー性接触皮膚炎といいます。このアレルギー性接触皮膚炎を起こす物質を調べるために行う検査がパッチテストです。主に、化粧品や水回り製品などの化学物質や金属などによって、アレルギー症状を起こすことがあります。パッチテストを行う為には、1週間に4回程来院する必要があります。何らかの物質の接触によって起こるアレルギーの原因特定が出来る唯一の検査が、パッチテストです。

化粧品や金属アクセサリーなどを安心して使用するためにも、アレルギーに悩んでいる方にはパッチテストを受けていただくことをお勧めしております。

パッチテストは検査に数日かかります

パッチテストは、アレルゲン試薬と大きいシールを広範囲に2日間貼り続けます。汗をかいたり、シールでかぶれたりすると正しい検査結果を得ることができません。このため、当院では7~8月の期間におけるパッチテストは原則推奨していません。

パッチテストの手順

Step.1検査当日

パッチテスト専用テープで検査対象物を背中に貼ります。

Step.2テープを貼ってから2日後

テープを剥がして皮膚の変化を確認します。

Step.3テープを貼ってから3~4日後・1週間後

2回に渡って結果判定を実施します。剥がしてから数日経過後に変化があることがあるため、剥がした当日の状態だけでは判断できません。
結果によっては再度パッチテストを行うこともあります。最終日には、検査所見と注意事項をご説明しております。

パッチテストのスケジュール

当院のパッチテストは、以下のスケジュールで実施しております。
合計4回のご来院が必要となります。

土曜日開始:土→月→火または→翌週の金または土
水曜日開始:水→金→土→翌週の火・水・木のどれか

検査可能な項目

①金属アレルゲン

金・ニッケル・コバルト・クロム。 

歯科金属(鉛・パラジウム・金・銀)の検査は扱っていません。東邦大学医療センター大橋病院へ紹介状をお書きしますので、お手数ですが、大学病院での検査をお願いしております。

②パッチテストパネル

日本人にとってアレルギー反応が起こりやすい項目がセットになっているパッチテストパネル(ジャパニーズベースライン)を使用します。
主に、金属類や化粧品の保存料、樹脂系などの成分です。ニッケル・ラノリン・フラジオマイシン・クロム・カインミックス・香料ミックス・ロジン・パラベンミックス・ペルーバルサム・金・コバルト・ブチルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂・エポキシ樹脂・カルバミックス・黒色ゴムミックス・イソチアゾリノンミックス・メルカプトベンゾチアゾール・パラフェニレンジアミン・ホルムアルデヒド・メルカプトミックス・チメロサール・チウラムミックス 計24項目調べることができます。

持参品

問診と上記①、②の検査結果を受けて、必要に応じて化粧品などをご持参いただき、検査を行います。

パッチテストにかかる費用

パッチテストが必要であると医師が判断した場合、健康保険が適応されます。その他では、3割負担でパッチテストパネルが5,800円程かかります。

なお、診察料や処方費用は別途かかりますので、ご了承ください。

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診療時間
9:30~13:00
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受付時間 9:20-12:45/14:50-18:15

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